「幼稚園、行きたくない。」と言われることはありませんか。
我が家では、夏休みなどの長期休みの後や、風邪などの少し長く病欠した後に言われることが多かったです。
親としては、
「元気になったのだから(元気なんだから)、また幼稚園へ行って、友達と遊んできてほしい。」と思ってしまいます。
この記事には、『幼稚園、行きたくない』に対して、試してきた方法がいくつかあるので、少しでも参考になったらうれしいです。
『幼稚園、行きたくない』理由
まず、幼稚園に行きたくない理由を見つけます。
どんな時に行きたくないというのでしょうか?
心当たりはありますか?
- 幼稚園で嫌な事があった
- 長期休み明けで行くのが億劫
- 風邪などの病気で休んだ後で、なんだか心細い
- ママが好きで、一緒にいたい
理由はそれぞれあると思います。また、子どもに聞いてもはっきりとした答えが返ってこないかもしれません。
あまりしつこく根掘り葉掘り聞きだそうとせず、なんとなーく、それとなーく聞いてみることにしましょう。
子どもから話してくれる時には、しっかり聞きます。
『幼稚園、行きたくない』時にどうする?
幼稚園で嫌な事がある
幼稚園で嫌な事がある場合には、原因追及・問題解決が大切です。幼稚園の先生に聞いてみたり、園生活での様子を見てもらいましょう。
家庭と、幼稚園の先生とが一緒に協力していくことが大切かなと思います。
実際、息子は、同じクラスのお友達との距離感に敏感で、あまりにも近くに来られるのが苦手で、幼稚園に行きたくないと言われたことがあります。
その時には、先生とも相談し、様子を見てもらいながら、給食の時間など、席順が決まっていない時には、そのお友達と離してもらったことがあります。
一日で終わることではないので、何日も先生にはお世話になりました。
長期休み明け、行くのが億劫
長期の休み明け、幼稚園に行くのが億劫になってしまったり、行く気力がなくなってしまった場合には、
「そっか、行きたくないんだね。」「たまにはそういうこともあるよね。」と子どもの気持ちに寄り添います。
「そんなこと言わないで、早く行くよ!」と言いたくなる時もあるかもしれませんが、幼稚園に行くこと自体は嫌な訳ではないので、子どもの気持ちを落ち着かせて、『行く気持ち』を高めます。
我が家では、徒歩通園で、8時半~10時までに登園すれば良かったので、家でテレビを見たり、遊んだりしてから、時間ギリギリに行くこともありました。
また、
「好きなお菓子を準備しておくから、帰ってきたら、一緒に食べようね。」とご褒美を準備したりもしていました。
風邪などの病気で休んだ後で、なんだか心細い
我が家ではこれが一番多かったです。病気で数日休んだ後に幼稚園に行くときは、久しぶりに幼稚園へ行くので、なんだか恥ずかしい、心細くなってしまうようでした。
この時には、幼稚園に行く前に必ず、
「ママがいつもいるから大丈夫だよ。もし帰りたくなったら、先生に電話してもらってね。すぐに迎えに行くよ。」と約束して幼稚園へ。
幼稚園の玄関でも行きたがらない時には、落ち着くまでしばらく抱きしめて、「大丈夫だよ。」と一緒にいます。
落ち着いたころに先生やお友達が玄関に迎えに来てくれて、一緒に教室へ行きます。
この時に、先生に帰りたくなったら、電話してもらう様にお願いしておきます。
先生との連絡は密にしておくと、幼稚園での様子を見ていただけます。
実際のところ、「先生に電話してもらってね」と言って送り出して、幼稚園から電話がかかってきたことは一度もありませんでした。
帰ってきたら、「最後まで幼稚園にいられて楽しかったね。」と抱きしめてあげます。
ママが好き、一緒にいたい
子どもはママが大好きです。ずっと一緒にいたいと思っていると思います。
しかし、せっかく幼稚園に通っているのだから、ママだけではなく、色々なお友達と遊んできてほしいと思います。
上に書いた内容と合わせて、
「帰ってきたら、今日何したのか教えてほしいなぁ。」
「幼稚園から帰ってきたら、ママと遊ぼうね。」
「幼稚園ではお友達と遊んで、家ではママと遊ぼうね。」
などの声掛けを心がけていました。
そして、帰ってきた時にはしっかりと抱きしめてあげていました。
それでも「行きたくない」時には?
それでも行きたくないという時もあると思います。
そういう場合は、思いっきり休ませます。
甘やかしすぎと思われるかもしれませんが、義務教育ではないので休んでも良いと思っています。
休んで、ママと遊んで、子どもが元気になるのなら良いと思います。
その時には、家で遊んだり、外出してご飯を食べに行ったりして、子どもと楽しく過ごします。
そうして、安心感や、元気を充電して、また元気に幼稚園に行ってくれることを信じましょう!
この時、幼稚園に、1日、2日くらいは、「私用でお休みします。」で済むのですが、さすがにそれ以降もお休みとなると先生も心配しますので、この時に、
「幼稚園へ行きたがらないので、しばらく休んで様子をみます。」
と話していました。
まとめ
子どもが幼稚園へ行きたくないといった時には、
- 幼稚園で嫌なことがある
- 長期休み明け、行くのが億劫
- 病気で数日休んだ後心細くなる
- ママが好きで一緒にいたい
などの理由があります。
対応方法として、
- 幼稚園で嫌なことがあって行きたくない場合は、その問題解決が重要で、先生との連携が必要
- 行くのが億劫な場合、子どもの気持ちに寄り添い、家で遊んだりしながら子どもの行く気持ちを高める
- 病気で休んだ後には、「大丈夫、いつでもお迎えに行くからね。」と約束をする
- ママと一緒にいたい場合は、「帰ってきたら、ママと遊ぼうね。」などの声掛けをする
どうしても行きたくない時には、休ませるのもありです。家で遊んだり、お出かけして楽しみましょう。
そして、また元気に幼稚園へ行ってくれることを信じましょう。